ピルエットの意味

バレエの始まりは、ルネッサンス期のイタリアで、
宮廷舞踊として生まれたのが最初です。
この当時のバレエは、宮廷の広間で貴族たちが
歩きながら床に模様を描く…
それを上のバルコニーから眺めて楽しむ、というもので、
「踊りを観て楽しむ」というよりは、
「模様を見て楽しむ」ものでした。
その後、イタリアからフランス王室に嫁いだ
カトリーヌという女性によって、
フランスにバレエがもたらされました。
このフランスで、幾何学模様を見て楽しむものから、
踊りを観て楽しむものへとバレエは変わっていったのです。
ここで生まれたのが今で言う「パ」とよばれるステップで、
ピルエットもこの時代に生まれました。

ピルエットとは、フランス語で「つま先」を意味し、
体を片脚で支えて、回ることを指します。
フランスではピルエットはシングルが基本でした。
2回転以上回ったり、グランフェッテのような
何回転もする大技は、ロシアで生まれて発展していきました。