ピルエットを回るときの目線

ピルエットを回るとき、(シェネやほかのターンも同様ですが)顔をつけなさい!スポットを取りなさい!とすごく言われると思います。

バレエのターンはフィギュアスケートのスピンと異なり、目が回らないようにするために、スポットを取ります。回り始めるときと、回り終わるときで同じところを見るのです。

バレエダンサーの回転を見るとよくわかるのですが、連続で回転するときほど、顔が正面(スポット)に向いている時間が長いのです。顔を残し頭の後頭部が一瞬で通り過ぎ、顔が戻ってきます。

目線は、見るところを決めたときに、なんとなくで決めるのではなく、確実にこれを見る点に決めます。例えばもしお稽古場で鏡の方を向いて回るときに、自分の顔を見て回るとします。そのとき漠然と「顔」にするのではなく、「目」とか「鼻」と具体的に決めます。そうすることで自然とそこを見ようとする力が生まれ、より集中することができます。

見るときも、ただなんとなく見るのではなく、ものすごい目力で見るように意識します。そうするといつもよりも見続けようとする力が加わるので。少し顔も長く残すことができます。

ピルエットは見る点を定めたら、そこを何があっても見続ける、回ったらまたすぐにそこを見るくらいの気持ちで回ると、首や顔を意識し過ぎなくても、少し顔がつくようになります!